雁の文
かりのふみ
名詞
標準
(a) letter
文例 · 用例
(聞こえたか聞こえぬのか返事も、身じろぎもせぬ)※せめて恨みて玉章と、薄墨に書く雁の文字、女子の念も通し矢の、届いていまは張り弱く、いつか二人が仲の町に、しつぽりぬるる夜の雨……」仙太 (ひとり言のように)……とうどう、それじゃ、長五郎も抜刀隊にやられたか。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
(聞えたか聞えぬのか返事も、身じろぎもせぬ)※せめて恨みて玉章と、薄墨に書く雁の文字、女子の念も通し矢の、屈いて今は張り弱く、いつか二人が仲の町に、しつぽりぬるる夜の雨……」仙太 (ひとり言のように)……とうどう、それじゃ、長五郎も抜刀隊にやられたか。
— 三好十郎 『天狗外伝 斬られの仙太』 青空文庫
作例 · 標準
文机に向かい、愛しい人への抑えきれない想いを認めた雁の文を慎重に折りたたんだ。
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「まあ、こんな素敵な雁の文をいただけるなんて、まるで夢のようですわ。」
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旅先で見かけた紅葉の美しさを、雁の文にしたためて親友へ送ることにした。
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古道具屋で見つけた古い雁の文には、百年前の誰かの切実な願いが記されていた。
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