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来分

らいぶん
名詞
1
標準
文例 · 用例
来分子生物学が先鞭を付けた手法は、生物に関するさまざまな知識を集めていった。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
東山の大文字火は古え北辰を祭った遺風というが(『嬉遊笑覧』十)、この白馬像は由来分らず。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
来分析と総合とは同一操作の位相の相違にしか過ぎない(一切の判断は、分析判断と雖も、総合判断である――カント)。
戸坂潤 科学論 青空文庫
何となれば、かかる場合に於て学問性を保証するものこそ、元来分析という概念ではないのか、――分析とは内容なき反覆ではなくして源泉からの分析であった。
戸坂潤 空間概念の分析 青空文庫
」「ああ、それで安心を致しました、私は近頃、駒井の殿様の御家来分になった田舎老爺めにございまして」「駒井殿の……」 改めて、白雲が、その老爺の面を見直しました。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
この辺では聞き慣れない関東弁ですから、耳を疑う余地はありませんが、そんならばこの老爺が、駒井甚三郎の家来分だというこの老爺が、なんのために、こうして、こんな奥州の名取川の岸で、悠々閑々と蛇籠なぞを編んでいるのだ。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
さっき権頭の話によれば、彼らは出来分限の両親玉だという、一は両替商、一は倉庫業、佐貝へ来て幾ほどもなく、土蔵の三棟も建てる資産家になったという、なるほど二人とも、りゅうとした身妝だし、どこから見ても堂々たる旦那ぶりでござる。
忍術千一夜 第二話 三悪人物語 青空文庫
来分割相続は大宝令以来の旧慣ではあるが、本家の威力を支持すべく、できるだけこれを制限していた。
柳田國男 名字の話 青空文庫