睨み殺す
にらみころす
動詞
標準
文例 · 用例
殊にその四角い額の中央に横わった一本の太い皺と、高く怒った鼻と、大きく締った唇と、頑丈にしゃくった顎とは意志の強い、大胆な、どんな事でも後には引かぬという性格をあらわしているようで、その切れ目の長い眼の底には、獅子でも睨み殺す光りが籠もっているように見える。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
かの人は私を睨み殺すのかも知れない。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
彼の人は私を睨み殺すのかも知れない。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
図書助は睨み殺すような眼つきでまばたきもせずにこっちを見ている。
— 山本周五郎 『半之助祝言』 青空文庫