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印判屋

いんばんや
名詞
1
標準
engraver
文例 · 用例
見ると角に小さな印判屋があつて、その店では煙草やちよつとした雜貨を賣つてゐる。
木下杢太郎 少年の死 青空文庫
印判屋の亭主が小さい刀の手を休めて顏をあげると、わかい男が尋ねた。
木下杢太郎 少年の死 青空文庫
そして青年が印判屋の角へ來るところまでは突き止めた。
木下杢太郎 少年の死 青空文庫
青年の姿が印判屋の軒下に隱れた時に、彼ははつと心を周章させた。
木下杢太郎 少年の死 青空文庫
印判屋の教へてくれた銀杏樹は、家の屋根に隱れて繁つた梢のみがそこに見られた。
木下杢太郎 少年の死 青空文庫
それも日の暮れる頃には次第に数が減って、印判屋の物干にかかっている小児のあかい着物二枚だけが、正月のゆうぐれに落ち残った凧のように両袖を寒そうに拡げていた。
半鐘の怪 半七捕物帳 青空文庫
印判屋のおかみさんは蒼くなってふるえた。
半鐘の怪 半七捕物帳 青空文庫
お北がおびやかされた事件からかんがえると、それは眼にみえない妖怪の仕業であるらしくも思われたが、印判屋の干物をさらって行った事件から想像すると、それは人間の仕業らしくも思われた。
半鐘の怪 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
古くからある印判屋の店先には、様々な書体の印鑑サンプルが並んでいた。
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急ぎで印鑑が必要になったため、近所の印判屋に駆け込んだ。
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この店は、数代続く老舗の印判屋で、職人の技術には定評がある。
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