差し手
さして
名詞頻度ランク #18882 · 青空 3 例
標準
slipping one's hand beneath the opponent's arm and latching on to the underside of his belt
文例 · 用例
それは刀が悪いのではなく、差し手が悪いのだ。
— 吉良の脇指 『半七捕物帳』 青空文庫
差し手はいかに離れていようとも、刀と刀が求め合って、早晩一つにならずにはおかねえというのだ。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
読みの深い将棋指しのようなもので、いまおろす差し手は、三年も前に見透してしまった手だと思って差し支えない。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
何か、僕に、食べさして下さい。
— 中原中也 『別離』 青空文庫
きんとんでもよい、何でもよい、 何か、僕に食べさして下さい!
— 中原中也 『別離』 青空文庫
さして何もしなかつた人といふのは、なまなか人の袖と自分の袖を比べてみるやうなことばかりに心を用ゐたのかもしれない。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
昼間は落付かないし、出掛けてもさして面白くないので、私には朝早く起きることは大変時間の損失なのだ。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
私はすつかり嫌気がさして、今貰つて来た景品の包装を破いてみた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
作例 · 標準
相撲で相手の懐に深く入り込み、差し手で有利な体勢を築いた。
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力士は差し手を狙って相手の動きを読んだ。
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彼の差し手は非常に鋭く、相手はなかなか対応できなかった。
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