薬量
やくりょう
名詞
標準
dosage
文例 · 用例
榛軒は門人に薬量の重んぜざるべからざるを説くに、毎に高束の事を挙げて例とした。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
女子の方に適宜なれば男子の方は薬量の不足を感じ、男子に適量なりとすれば女子の服薬は適量にして必ず瞑眩せざるを得ず。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
それまでに、犯人は昏倒させた津多子を、ここへ運び入れたのだろう」と云って、法水を確信ありげな表情で見て、「しかし法水君、だいたいの薬量が判れば、それを咽喉に入れた時刻の見当がつくだろう。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
「たしかに明察だ」法水は満足そうに頷いたが、「だが、薬量などはどうでもいい事なんだよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
「しかし、薬量の誤測ということは、当然ないとは云えまい」「ところが支倉君、この出来事には、薬量が根本から問題ではないのだ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
その中から要点を摘出してみると、ダンネベルグ夫人の死因は明白な青酸中毒で、薬量も、驚くべきことには〇・五と計測されたが、肝腎の屍光と創紋とは、いずれも生因不明であって、単に蛋白尿が発見されたという一事に尽きていた。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
さらに彼の説として、その二つの現象を、〇・五の青酸加里(ほとんど毒殺を不可能に思わせる程度の薬量)を含んだ洋橙が、被害者の口中に入り込むまでの道程に当てている。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
チェリーはその頃、金の寵愛を集めていただけに、服薬量が大変多量にのぼっていた。
— 海野十三 『ゴールデン・バット事件』 青空文庫
作例 · 標準
この薬は、年齢によって薬量が異なるので注意が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
医師は患者の体重や症状に合わせて薬量を調整した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
薬量を守らないと、効果が得られないばかりか、副作用のリスクも高まる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash