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長途

ちょうと
名詞
1
標準
long way
文例 · 用例
せめて郊外へでも行けばさういふ點でいくらか工合のいゝ場所があるだらうと思つたが、併し一方で又餘り長く電車に乘り、又重いものをさげて長途を歩るくのは今の病氣に障るといふ掛念があつた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
一兵卒の死の原因にしても、長途の行軍から持病の脚気が昂進したという程度で、それ以上、その原因を深く追求しないで、主人公の恐ろしい苦しみをかきながら、作者は、ある諦めとか運命とかいうものを見つけ出そうとしている。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
もっともI君の家は医家であったので、炎天の長途を歩いて来たわれわれ子供たちのために暑気払いの清涼剤を振舞ってくれたのである。
寺田寅彦 さまよえるユダヤ人の手記より 青空文庫
ばあさんは、長途を往復した疲れでぐったり坐っていた。
黒島伝治 「紋」 青空文庫
シロオテは長崎から江戸までの長途を駕籠にゆられながらやって来た。
太宰治 地球図 青空文庫
せめて郊外へでも行けばそういう点でいくらかぐあいのいい場所があるだろうと思ったが、しかし一方でまたあまり長く電車や汽車に乗り、また重いものをさげて長途を歩くのは今の病気にさわるという懸念があった。
寺田寅彦 写生紀行 青空文庫
いづれも心も心ならねば、長途の勞を休むる閑なく、急ぎ樣子を伺ひ奉るに何事もおほせ出だされず、ゆる/\休息いたせとあるに、皆々不審に堪へざりけり。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
――實は、故郷への往復に、其の頃は交通の必要上止むを得ず幾度も長途を俥にたよつたため、何時となく乘るのに馴れたものであらうと思ふ。
泉鏡太郎 麻を刈る 青空文庫
作例 · 標準
彼は、故郷を離れて長途の旅に出た。
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地球の裏側まで行くには、長途のフライトが必要になる。
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長途の旅の疲れを癒すため、宿でゆっくり休んだ。
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