紅髯
こうぜん
名詞
標準
文例 · 用例
変な小坊主だ、坊主頭に、ちょっぴりと毛を置いて、着ている服は紅髯のとは様子が違うし、目玉、髪の毛も青くはないが、やっぱり我朝のものではない。
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
雁来紅の葉を食むものは紅髯※々として獅子頭の如し。
— 永井荷風 『偏奇館漫録』 青空文庫
もしわが国人にして天下の大勢に従うことを遅疑せばかの碧眼紅髯の人種は波濤のごとくわが邦に侵入し、ついにわが邦人を海島に駆逐し吾人が故郷にはアリアン人種の赫々たる一大商業国の平民社会を見るに至らんことを。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫