吹き荒れる
ふきあれる
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #42539 · 青空 123 例
標準
to blow violently
文例 · 用例
ざあざあ、地の底を吹き荒れる風のような水の音。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
吹き荒れる風すらがそのためにさえぎりとめられて、船の周囲には気味の悪い静かさが満ち広がった。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
清三は三が日をすますと、母親のとめるのをふりはなって、今までにかつてないさびしい心を抱いて、西風の吹き荒れる三里の街道を弥勒へと帰って来た。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
三たびこのさびしい田舎に寒い西風の吹き荒れる年の暮れが来た。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
二階全體が船のなかにでもゐるやうに搖れる感じなのは、吹き荒れる風のなかに立つ只一軒の二階家といふ意識から來る錯覺とは思つても、時々不意に突き上げられでもしたやうに搖れ動く時は、暗闇のなかに駿介は思はず身を縮めた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
房は、一吹き荒れる毎にどーっと塵埃を吹きつけ、ガタガタ鳴る露台の硝子の面を靄でもかかるように曇らして行く風勢を眺めていた。
— 宮本百合子 『氷蔵の二階』 青空文庫
都の街々に聞えるものは唯風の吹き荒れるすさまじい音響のみであった。
— 鴨長明 『現代語訳 方丈記』 青空文庫
」 町の入口で男に別れると、体中を冷たい風が吹き荒れるような気がした。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
真夜中、窓の外では嵐が吹き荒れていて、眠れなかった。
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冬の山頂は常にブリザードが吹き荒れる過酷な場所だ。
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季節外れの強風が一日中吹き荒れ、外出をためらった。
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