幄舎
あくしゃ
名詞
標準
pavilion
文例 · 用例
山の祖神の翁は、泣いていいか笑っていいか判らない気持にされながら、かがり火越しに幄舎の方を観る。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
岳神の家は幄舎に宛てられていた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
貞観の時は東西南の歩廊及び軒廊に千僧の床を設けたが、天平の時にはまだ歩廊ができていなかったので、それだけ多くの幄舎を設ける必要があったのかも知れない。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
海軍軍楽隊は西洋風の音楽をやり、別の幄舎では宮廷楽師達が、その特有の楽器を用いて、日本の音楽を奏していた。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
そこだけは、幄舎形に、屋根や袖部屋の設けもあった。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
ところへ、何か道誉の打合せが来て、二将は、彼の待つ神社の横の幄舎へかくれた。
— 世の辻の帖 『私本太平記』 青空文庫
ちょいと斜めに小襟を突き上げると、 はあくしゃん!
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7