花数
はなかず
名詞
標準
文例 · 用例
主なる豊後梅は老い朽ちて花数も少くなり、茶室からの早春の空の眺めも透け勝ちなので、若く威勢のよい野梅を持って来て副に植え添えたものだそうです。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「四月六日、百々桜顛宅集、園有杜鵑花数株、其先人所栽、与山室士彦、石坂白卿及厚重二児賦。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
朱欒の花は夏橙や柚の花よりずっと大きくて花数もすくないが、膚橘の方はもみつけた様に花を咲きこぼす。
— 杉田久女 『朱欒の花のさく頃』 青空文庫
四月五日の日曜日、晴れた春の陽を浴びて、「竹崎と植物園に行く 温室には珍しき草の花数知れず。
— 中谷宇吉郎 『『団栗』のことなど』 青空文庫