維納
ウィーン
名詞頻度ランク #7204 · 青空 50 例
標準
Vienna (Austria)
文例 · 用例
で、早々に伊太利を離れた私達は、北上して雪の瑞西に遊び、そこから墺太利の維納に出て、あのへんを歩き廻ってチェッコ・スロヴキアへ這入り、プラアグに泊り、それから独逸を抜けて巴里へ帰ったのが三月末だった。
— 海のモザイク 『踊る地平線』 青空文庫
天候可良ならば、ツェッペリン伯号は五月二日に維納を訪問すべし。
— 海のモザイク 『踊る地平線』 青空文庫
赤いモスコー、四角い伯林、酔うがミュンヘン、歌うが維納、躍る巴里や居眠る倫敦、海を渡れば自由の亜米利加。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
なお床に、チュイルレー式の組字をつけた書室家具が置かれてあるところと云い、また全体の基調色として、乳白大理石と焦褐色の対比を択んだところと云い、そのすべてが、とうてい日本においては片影すら望むことの出来ない、十八世紀維納風の書室造りだったのである。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
」「いや、その功労なら、シュニッツラーに帰してもらおう」法水はすこぶる芝居がかった身振をして、「不在証明、採証、検出――もうそんなものは、維納第四学派以後の捜査法では意味はない。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
四人は、噛みかけた維納腸詰を嚥み下すこともできず、しばらくは、奇異な、浪漫的な、悪夢のなかを彷徨っていた。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
続いて老人は、現在|維納において艇長生存説を猛烈に煽り立てているところの、不可思議な囚人のことを口にした。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
それが今日、維納の噂に高い鉄仮面で、フォールスタッフの道化面を冠った一人の男が、郊外ヘルマンスコーゲル丘のハプスブルグ望楼に幽閉されていると云うのです。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
作例 · 標準
例句