排外的
はいがいてき
形容動詞
標準
exclusive
文例 · 用例
『同郷』『同藩』といふ事から何等の利益も保護も受けなくなると共に、日本國内に於ける私のコスモポリタニズムはいよ/\徹底してゐたが、世界列國といふものに對しては、依然として多量の排外的感情を持つてゐた。
— コスモポリタンの心理 『櫻と狆と愛國心』 青空文庫
文学が貧困化して来るにつれ、文壇というものは僅なものの売食いで命をつないでいる生活者のように排外的になり、その壁の中へ参加する機会をつかむためには、女までをくわなければならないような事態になった。
— 宮本百合子 『文学の大衆化論について』 青空文庫
何となれば国民論派の大旨はむしろ軽薄子の軽忽に認むるかの博愛主義に近きところあるも、反りて固陋徒の抱懐する排外的思想には遠ざかるをもってなり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
けだし国民論派は排外的論派にあらずして反りて博愛的論派なり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
当初世人はその言論のすこぶる世の風潮に逆らうのはなはだしきをもって、あるいはこれを攘夷論と罵り、あるいはこれを鎖国説と嘲り、目するに排外的激論の再生をもってしたり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
我々が新聞や演説に常に天孫民族ということを聞くは、あたかも排外的米人がアングロ・サクソン民族とかノールディックとかを振りまわすように、耳ざわりとなるほど多いのである。
— 新渡戸稲造 『民族優勢説の危険』 青空文庫
恋ぐらい排外的になりがちなものはないからな。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
排外的に立籠めた戸障子を思いきり取り払う。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
作例 · 標準
そのクラブは、会員制で非常に排他的な雰囲気がある。
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