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とど異読 トド
名詞頻度ランク #33011 · 青空 14
1
標準
Sakhalin fir (Abies sachalinensis)
文例 · 用例
物質から来る連想の例では「居風呂の屋根」「と檜」「赤い小宮」と三つ続くようなのがある。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
ああ、蒼し、黒のさるをがせ、いつの日か花咲かむ、香も幽かや。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
右舷にはいつでも鮮かな緑と寒い黒の丘陵とが眺められて、何となく樺太らしい物珍らしさが感じられたものの、いよいよ北緯四十五度の線を越したかと思うと、曇天の日の円までが、ただ白くぼやけて寒ざむと、頼りなく仰がれても来た。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
松の、丸太の、美女の胴体の、今のこの無慙である。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
松の生体はここに一切木っ羽微塵となってしまった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
見ると、大きな大きな木釜のどれもが、にちゃにちゃと、まるで口の中で噛みつぶしたラブレタアそのままの松の繊維で、薄ぐろく、盛り高く、一杯に満ち溢れていた。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
」「それでも上の方に松が見えるじゃないか、あっ、空が青え。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
はっと仰ぐと、アイヌ部落の、そのややうち開けた谿谷の上、海に迫った丘陵の松の黒い疎林の、その真っ蒼な空に一点、颯爽と羽風を切っているのは、 あ、たしかに鷲だ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫