見かけ倒し
みかけだおし
名詞-の形容詞名詞
標準
showy but worthless
文例 · 用例
だが長次、お前も十七、虹蓋つくる奴等が手筋も大方知つてゐようが、世の中は千人寄つても盲ばかりの素人たち、見かけ倒しの品物でも異つたものを嬉しがる馬鹿さ加減つたらねえ!
— 幸田露伴 『名工出世譚』 青空文庫
見かけ倒しの不良マダムだった。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
それは見かけ倒しの立派な、芝居の建て付けに、全身の信頼をもってもたれかかって、一緒に倒れるのと同じ人々の運命であらねばならぬ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
所謂見かけ倒しといふ奴ちやな。
— 石川啄木 『我等の一團と彼』 青空文庫
見かけ倒しの原稿を載せるのは、亜米利加でも法律問題になりかかつてゐる。
— 芥川龍之介 『売文問答』 青空文庫
全く見かけ倒しで、お話するような手柄話などはございまへん。
— ――二川家殺人事件 『黄鳥の嘆き』 青空文庫
「ええほんとに見かけ倒しなんですよ。
— 水上滝太郎 『果樹』 青空文庫
悪沢の登り――遠目にはなかなか凄かったが、じつのところそれは見かけ倒しで、雪が風に飛ばされて明瞭な夏径がジグザグに露出していた。
— 松濤明 『春の遠山入り』 青空文庫
作例 · 標準
あの豪華な建物は、中に入ってみると意外と見かけ倒しだった。
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彼の自信満々な態度は、結局のところ見かけ倒しに終わった。
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高価な割には性能が低く、完全な見かけ倒しの商品だ。
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