愚痴っぽい
ぐちっぽい異読 グチっぽい
形容詞
標準
prone to complaining
文例 · 用例
そして時々心細い愚痴っぽい事を言っては余と美代を困らせる。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
父と母と清三とは炬燵を取りまいて戸外に荒るるすさまじい冬の音を聞いていたが、こうした時に起こりかけた一家の財政の話が愚痴っぽい母親の口から出て、借金の多いことがいく度となくくり返された。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
」 とかく愚痴っぽい母親が、奥の納戸でゴツゴツした手織縞の着物を引っ張ったり畳んだりしていると、前後の考えのない父親がこう言って主張した。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
母は身の上話や愚痴っぽいことは、ついぞ一度も云ったことがなく、黙って死んで行きました。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『無駄骨』 青空文庫
しかも、私がこうして何一つその苦しみを訴えもせぬのにどうして母はこんなにも愚痴っぽいのであろうと思っていやにもなる。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
厭われるのは願い事がきまって居るからもあるし、それにあんまり愚痴っぽいからでもあった。
— 宮本百合子 『農村』 青空文庫
生きていたら四十五六かな、まだ大した年じゃないはずだが、手紙の書きっ振りは巫山戯ているくせに愚痴っぽいところがある。
— 巨盗還る 『銭形平次捕物控』 青空文庫
その上妙に愚痴っぽいところがある。
— 巨盗還る 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、特に物事がうまくいかないとき、少し愚痴っぽいところがある。
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私は、常に愚痴っぽい人たちの周りにいるのは好きではない。
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彼女は、些細な不便について愚痴っぽい傾向がある。
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