班員
はんいん
名詞
標準
member of a group
文例 · 用例
地形測量をする測量班員が深山幽谷をさまようて幾日も人間のにおいをかがずにいて、やっとどこかの三角点の櫓にたどりつくと、なんとなくうれしさとなつかしさに胸をおどらすという話である。
— 寺田寅彦 『地図をながめて』 青空文庫
これはことしのお正月にK君と二人で、共に紋服を着て、井伏さんのお留守宅(作家井伏鱒二氏は、軍報道班員としてその前年の晩秋、南方に派遣せられたり)へ御年始にあがって、ちょうどI君も国民服を着て御年始に来ていましたが、その時、I君が私たち二人を庭先に立たせて撮影した物です。
— 太宰治 『小さいアルバム』 青空文庫
報導班員として武田さんほど何も書かなかった作家は稀有である。
— 織田作之助 『武田麟太郎追悼』 青空文庫
四年も外地にいたが、武田さんは少しも報道班員の臭みを身につけていなかった。
— 織田作之助 『四月馬鹿』 青空文庫
」十吉「僕はあんたより一足先きに南方へ行く事になった、報道班員だ。
— 織田作之助 『四つの都』 青空文庫
留守組の観測班員は、捕えた気象水温その他の数値を刻々と博士に報告した。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
飛行班員は総員波にあらわれている甲板上で大活動を始めた。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
ようし、班員あつまれ。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫