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蕎麦掻き

そばがき
名詞
1
標準
文例 · 用例
(困窮はその物の価値を認識せしめる)暮羊君、久しぶりに来庵、蕎麦掻きを御馳走する、同君から金と傘とを借りて、再び街へ出かけた。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
湯を沸かして、これから蕎麦掻きを馳走してやろうといい、七輪の欠けたようなものへ木炭をつぎ、付火木をくべ、火だねを作ってフウフウと火を吹きはじめる。
火の巻 宮本武蔵 青空文庫
蕎麦掻きのできる間、そこに寝ていさっしゃれ」 むしろだの、米俵だので、隅へ寝どこができている。
火の巻 宮本武蔵 青空文庫
子にはなんの科もないはず、親の罪は親にこそ酬え、南無かんぜおん菩薩、城太郎のうえに大慈の御眸ありたまえ) ――蕎麦掻きを焦げつかないように、そっと箸で浮かしながら、親と名のつく者の弱い心の底から祈りをこめていると、「――嫌あッ!
火の巻 宮本武蔵 青空文庫