稚鮎
ちあゆ
名詞
標準
young sweetfish
文例 · 用例
こんな結果に陥ることを予期して、利根漁業組合では、堰堤が竣成した年から、琵琶湖産の稚鮎を買い入れて、上流へも下流へも放流したのである。
— 佐藤垢石 『利根の尺鮎』 青空文庫
例年ならば、土用あけには肥育ちの絶頂に達し、丈も伸び肉も円みもついて八月中旬過ぎには腹に片子を持つのであるが、今年は土用があけても稚鮎の姿をしていた。
— 佐藤垢石 『秋の鮎』 青空文庫
今年も、江戸川や小和田湾で採れた稚鮎の放流で川は賑わう。
— 佐藤垢石 『香魚の讃』 青空文庫
だからそれを、生きているまま口へ放り込んだ瞬間、針で舌縁を刺されるか、その前に逸早く奥歯で噛み殺すか、というスリルも共に味わうので、稚鮎を梅酢に泳がせ、梅酢を含んだところを生きているまま食うなど、この比ではない。
— 佐藤垢石 『採峰徘菌愚』 青空文庫
作例 · 標準
清流を遡上する稚鮎の群れが、春の訪れを告げていた。
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この時期の稚鮎は、骨が柔らかく、丸ごと唐揚げにして食べるのが美味しい。
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漁師は早朝から川に出て、投網でたくさんの稚鮎を捕らえた。
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