玉泉
ぎょくせん
名詞
標準
文例 · 用例
下田近くなると、まづ玉泉寺があつた、維新史の第一頁を歩いてゐるやうだ。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
有小香國鶴避茶寮鶯逕戞玉泉等勝。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
玉泉と緑青7・27(夕) ある画家の使つてゐる紅の色が、心憎いまで立派なので、仲間は吸ひつけられたやうにその画の前に立つた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
四条派の名家だつた望月玉泉が、晩年に京都のある高等女学校に、邦画の教師として一週幾時間か酸漿のやうな真紅な顔を覗けてゐた事があつた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
」 玉泉はこんなに言つてその緑青と群青とを使つた生徒からは、その場で五銭|宛受取つて袂に投げ込んでゐた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
生徒が草花の写生でもすると、玉泉はじつと覗き込んで、「よう出来よつたな。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
もしか自分の血が好い絵具になる事を知つてゐたら、玉泉さんは緑青や群青の代りに萎びた自分の胸を切売したかも知れない。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
四 もう一つ春の花の印象として忘れられないのは、北京の郊外の玉泉山のあの天下第一泉の碑の立つてゐるところで、柳の花の飛ぶのを見たことであつた。
— 田山録弥 『花二三ヶ所』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
玉泉(ぎょくせん、たまいずみ) ぎょくせん 玉泉区 - 中国内モンゴル自治区フフホト市の市轄区。 玉泉街道 - 中国各地にある街道。 玉泉鎮 - 中国各地にある鎮。 ぎょくせん、たまいずみ 日本語の姓。
出典: 玉泉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0