絵素
えそ
名詞
標準
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文例 · 用例
――そんなら傭入の方は当分止めるだらうに、――いゝえその方は相変ず従前通といふ仕末であつた。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
それには私の過去の道筋で拾い集めて来たあらゆる宝石や土塊や草花や昆虫や、たとえそれが蚯蚓や蛆虫であろうとも一切のものを「現在の鍋」に打ち込んで煮詰めてみようと思っている。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
升や秤の種類もあるが使えそうなものは一つもない。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
しかし個人的には、たとえそれは自覚されないにしても、何かしら自ずから一定の標準をもっていて、それに当嵌めて口調の善し悪しを区別している事だけは否定し難い事実である。
— 寺田寅彦 『歌の口調』 青空文庫
一晩中くらいはかかって燃えそうに見えた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
娘の神が自分をこと人といったのは今夜の神聖に対し一夜だけのことにしていったのであろうか、それとも幼くして遥な国へ思い捨てた父に対しての無情の恨みの根を今も深く持ち添えそれでいったのであろうか、それが気になった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
山一つさえその通り――「まだそのときのわたくしは、きしゃな細火を背骨にし、べよべよ撓るほどの溶岩を一重の肋骨として周りに持ち、島山の中央の断れ目から島地の上へ平たく膨れ上っただけの山でした」 世の中は、ただうとうとと、あま葛の甘さに感じられた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
こっちやこっちの方はガラスが厚いので、光る粒即ち星がたくさん見えその遠いのはぼうっと白く見えるといふこれがつまり今日の銀河の説なのです。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
作例 · 標準
このモザイクアートは、意図的に大きな絵素で構成されているのが面白い。
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古いブラウン管テレビの画面を見ると、現在の高精細ディスプレイとは比べ物にならないくらい絵素が粗い。
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「この写真、拡大したら絵素がボロボロになっちゃったよ!」と、子供が困った顔で言った。
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