書き止める
かきとめる
動詞
標準
文例 · 用例
2 園長邸を訪ねた帆村は心痛している夫人を慰め、遺留の上衣を丹念に調べてから何か手帖に書き止めると、外に園長の写真を一葉借り、園長の指紋を一通り探し出した上で地続きの動物園の裏門を潜ったのだった。
— 海野十三 『爬虫館事件』 青空文庫
このお喋舌は、いちいち書き止める必要はあるまい。
— 岸田國士 『落葉日記』 青空文庫
……君、批評家というものは、勝利か敗北かを書き止めるために存在してるばかりなんだ。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
二七 ヴァイオリンの思い出 この話も一部は、随筆にかかれているのであるが、御話の方がもっと先生の|私的な感情がはいっていると思われるので書き止めることとする。
— 中谷宇吉郎 『先生を囲る話』 青空文庫