すすり込む
すすりこむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞
標準
to slurp noisily
文例 · 用例
粥は高粱の中へ豚の肉を入れたもので、その煮えるのを待ちかねて四、五椀すすり込むと、堀部君のひたいには汗がにじみ出して来た。
— 岡本綺堂 『雪女』 青空文庫
「それだけならば、わたくし一人のこと、どのようにも堪忍もなりまするが……」と、玉藻は口惜し涙をすすり込むようにして訴えた。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
……私今日昼から歯が痛いの」 そういって渋面をして、口を歪めてすすり込むような音を立てていた。
— 近松秋江 『うつり香』 青空文庫
麻の一重で尻までまくって、おまけに扇子とハンケチをちゃんぽんに使って、それでもだくだく汗が流れるような篦棒な暑中や、夜具みたいに綿の入った着物を何枚もしょい込んで、それでもがたがた胴ぶるいをしながら、水っ鼻をすすり込む寒中が島国的気候なら、大陸的の方がよっぽどしのぎよさそうだ。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
あの皸だらけの頬は愈赤くなって、時々|鼻洟をすすりこむ音が、小さな息の切れる声と一しょに、せわしなく耳へはいって来る。
— 芥川龍之介 『蜜柑』 青空文庫
あの皸だらけの頬は愈、赤くなつて、時時鼻洟をすすりこむ音が、小さな息の切れる聲と一しよに、せはしなく耳へはひつて來る。
— 芥川龍之介 『蜜柑』 青空文庫
あの皸だらけの頬は愈赤くなつて、時々|鼻洟をすすりこむ音が、小さな息の切れる声と一しよに、せはしなく耳へはいつて来る。
— 芥川龍之介 『蜜柑』 青空文庫
大池は小鳥が水を飲むように、時間をかけてチビチビと赤酒をすすりこむと、眠るつもりになったらしく、クッションに頭をつけて眼をとじた。
— 久生十蘭 『肌色の月』 青空文庫
作例 · 標準
熱々の醤油ラーメンを、威勢よく一気にすすり込む。
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冷えた体には、この温かいお吸い物をすすり込むのが一番だ。
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彼は蕎麦の香りを楽しみながら、豪快に麺をすすり込んだ。
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