類い
たぐい
名詞頻度ランク #1996 · 青空 176 例
標準
kind
文例 · 用例
話は判っててよ」 女は、この類いで、この若き獣神が生きとし生けるものの醜悪の底の味いを愛惜し、嘗め潜って来たであろうことを察して、悪寒のある身慄いをした。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
すなわち木はおもに楢の類いで冬はことごとく落葉し、春は滴るばかりの新緑|萌え出ずるその変化が秩父嶺以東十数里の野いっせいに行なわれて、春夏秋冬を通じ霞に雨に月に風に霧に時雨に雪に、緑蔭に紅葉に、さまざまの光景を呈するその妙はちょっと西国地方また東北の者には解しかねるのである。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
元来日本人はこれまで楢の類いの落葉林の美をあまり知らなかったようである。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
自分はしばしば思うた、もし武蔵野の林が楢の類いでなく、松か何かであったらきわめて平凡な変化に乏しい色彩いちようなものとなってさまで珍重するに足らないだろうと。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
楢の類いだから黄葉する。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
されば彼らこのたびは砂山のかなたより、枯草の類いを集めきたりぬ。
— 国木田独歩 『たき火』 青空文庫
でもそれは、人がこの話を知り、その絵を見るときに、それを理解するためには、「母親」という二つの文字をその下に書いておきさえすればいいといった類いの迷信です。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
詩は音律を重視すべきであると言って、あべこべに僕を説教してくる類いである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
作例 · 標準
このレストランでは、他では味わえない類いのユニークな創作料理が楽しめる。
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彼は世の中にあまりいない類いの、非常に純粋で真っ直ぐな心を持った青年だ。
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そんな類いの言い訳は、もう聞き飽きたと上司に一喝されてしまった。
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標準
equal
作例 · 標準
彼女の圧倒的な歌唱力は、国内では他に類いを見ないほど卓越している。
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その古文書は歴史的価値において類いがなく、国の重要文化財に指定された。
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世界一の記録を持つ彼の身体能力に類いする者は、今のところ現れていない。
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