皮目
かわめ
名詞
標準
skin-side (of a fillet of fish)
文例 · 用例
二皮目だから今に女泣かせの良い男になると木下に無責任な賞め方をされて、もう女学生になっていた美津子の鏡台からレートクリームを盗み出し顔や手につけた。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
二皮目だと己惚れて鏡を覗くと、兄の文吉に似ていた。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
一皮目の切れの長いその眼は、仮面の眼のようであった。
— 織田作之助 『道なき道』 青空文庫
いつも血色の悪い、蒼白い顔が、大酒をしたやうに暗赤色になつて、持前の二皮目が血走つてゐる。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
男は鋭く切れた二皮目で、死んだ友達の一人娘の顔をちょいと見た。
— 森鴎外 『牛鍋』 青空文庫
何處といつてとりたてて云ふほどもない平板な顏に、どうやら異彩を放つてゐるのは、小さい唇と、一皮目の柔和な眼であつた。
— 林芙美子 『ボルネオ ダイヤ』 青空文庫
併しどうせパラドクスなら、もっとずっと突込んでやる余地があった筈だ、ひと皮は切ったがふた皮目み皮目には刃が届きかねた形だ、況や骨にをやだ。
— ――吾が生活 し・さ 『青べか日記』 青空文庫
「一皮目が二皮目になりませんでしたの?
— 佐々木邦 『親鳥子鳥』 青空文庫
作例 · 標準
魚の切り身は、まず皮目からじっくりと焼くのがコツだ。
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この鶏肉は、皮目をパリパリに仕上げてあって美味しい。
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鮭の皮目には、栄養が豊富に含まれているらしい。
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フライパンで皮目を下にして焼くと、身がふっくらと仕上がる。
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