幻辞.com

垂んとする

なんなんとする
動詞-サ変-特殊動詞-自動詞
1
標準
to close in on (30 years of age, etc.)
文例 · 用例
11 それは事件があってから、もう一ヶ月に垂んとする頃の出来ごとだった。
海野十三 棺桶の花嫁 青空文庫
誰だって満四年に垂んとする昔に果して清正公前に電車が開通していたかどうかと云う事は、電車線が恰度その時分に新しく敷かれたのだから確に記憶していよう筈がない。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
真斎は相当著名な中世史家で、この館の執事を勤める傍に、数種の著述を発表しているので知られているが、もはや七十に垂んとする老人だった。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
先づ私の興味をひいたことと云へば、軍人軍属に非ざる日本人、つまり、個人として商売を目的に既にこの土地にはひり込んで来てゐる日本人の数が、老若男女を合せて数百名に垂んとするといふことである。
岸田國士 北支物情 青空文庫
「政治には素なり、八十に垂んとする老躯をひっさげて、諸君の陣頭に立つは、自ら鑑みて悲壮の感あるも、大命を拝せし以上は陣頭に立ちて突進せん、諸君はわが屍をのり越えて進撃せられたし、但し大いに若返ってやります」といった要旨。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
近藤君は、身の丈一間に垂んとする大男、これでも日本人は小さいって云う気かって顔をして、大股に、寛歩をはこぶ有様が、そばについてるだけでも気が強い。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
その黒い針葉樹に頂上まで包まれて、近く東北に聳えているのは、二千米に垂んとする芋ノ木トッケ及白岩山である。
木暮理太郎 秩父の奥山 青空文庫
十一億に垂んとする三六年度国防予算(社会政策的意味を有ったものは之に反して総額四千万円程度だ)、全予算の四割七分に相当する軍事予算の額を今後益々拡大することによって、所謂悪性インフレを惹き起こすことは、正に国力の疲弊だろう。
戸坂潤 世界の一環としての日本 青空文庫
作例 · 標準
創業から百年に垂んとする老舗旅館に泊まった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼の年齢もいよいよ不惑に垂んとしている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
参加者の数は、目標の一万人に垂んとする勢いだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
垂んとする(なんなんとする) — 幻辞.com