チラ見
ちらみ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
glancing look
文例 · 用例
舌のさきで青い蛍のやうな色や橙いろの火やらきれいな花の図案になってチラチラ見えるのでした。
— 宮沢賢治 『ひかりの素足』 青空文庫
駅を離れて暫しの間はまだ灯がチラチラ見えてゐたが、やがて広い広い闇が両側にひろげられて来た。
— 田山録弥 『百日紅』 青空文庫
文化住宅は市内にもチラチラ見える。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
が、それ等には気もかけない様子だった代表が興奮して云うのを一通りきいてから、「要求条項」と、三百人の「誓約書」を形式的にチラチラ見ると、「後悔しないか」と、拍子抜けするほど、ゆっくり云った。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
涼しい心地のいい風が川から来て、青い空が葉の間からチラチラ見える。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
四五日置きに、遠慮ぶかく、水色の襷が、動く手や頭の間にチラチラ見えた。
— 宮本百合子 『弟子の心』 青空文庫
だが、帆の破れ目からチラチラ見るくらいでは物足りぬ。
— 江見水蔭 『悪因縁の怨』 青空文庫
土人の姿がチラチラ見える。
— 国枝史郎 『加利福尼亜の宝島』 青空文庫
作例 · 標準
気になるカフェの前を通りかかったとき、思わずチラ見してしまった。
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試験中、隣の席の解答をチラ見しようとしたが、できなかった。
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彼が話している間、彼女は時々彼をチラ見していた。
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