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夜這星

よばいぼし
名詞
1
標準
meteor
文例 · 用例
英雄豪傑は赤い星、美人才女は美しい星、兇悪の人は箒星、平凡の人は糠星や見えないやうな星、をかしな人は夜這星なんて、そんな馬鹿気た事が何処にありませう。
幸田露伴 運命は切り開くもの 青空文庫
で、知りませんと、鼻をつまらせ加減に、含羞んで、つい、と退くが、そのままでは夜這星の方へ来にくくなって、どこへか隠れる。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
そこへ、お誓が手伝いに出向いたと聞いて、がっかりして、峰は白雪、麓は霞だろう、とそのまま夜這星の流れて消えたのが――もう一度いおう――去年の七月の末頃であった。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
其処どころぢやに因つて私が後見助言の為て、勝れた、優つた、新しい、……可かの、生命のある……肉附もふつくりと、脚腰もすんなりした、膚の佳い、月に立てば玉のやう、日に向へば雪のやうな、へい、魔王殿が一目見たら、松脂の涎を流いて、魂が夜這星に成つて飛ぶ……乳の白い、爪紅の赤い奴を製作へると言はぬかい!
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
三年前の夜這星の出る晩というのは、何日のことだか、その夜這星とは、何の星のことだかわからない。
Ocean の巻 大菩薩峠 青空文庫
番兵さんが産婆役をして、茂太郎が介添役となって、かくて安々と玉のような牛の子が、夜這星の下に生れ出たのである。
Ocean の巻 大菩薩峠 青空文庫
道具は揃つて居たつて、夜這星に箒星、星眼に星月夜位しか知りやしませんよ」「それで塾生が我慢して居るのか」「尾崎さんは劍術嫌ひ、伊場さんは親の方が邪魔物扱ひにし、狩屋さんは江戸に居て、女道樂がし度いばかりの修業沙汰ですよ。
軍學者の妾 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
夜空に一筋の夜這星が流れ、人々は願いをかけた。
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満天の星の中、時折夜這星が光を放った。
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彼は夜這星を見るのが好きで、よく夜中に空を見上げていた。
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