送使
送使
名詞
標準
文例 · 用例
長奉送使、その他官庁から参列させる高官も勢名のある人たちばかりを選んであった。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
建永二年二月二十八日符到奉行右大史中原朝臣左少弁藤原朝臣 追捕の検非違使は、宗府生久経、領送使は左衛門の府生武次であった。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
西蔵馬に乗った押送使と四人の警兵が附添い、大地に平伏して摩※(ラマ教の真言)をとなえさせ、何十里あろうとおかまいなく、西康なり青海なり、潜入してきた国境まで匍匐させる。
— 久生十蘭 『新西遊記』 青空文庫
だが、追ッ払いの背打ちの棒もかろく、やがて護送使の手で、はるか北京の空へ差し立てられていった。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
――で、護送使の者に、身柄受取りの官印をあたえて帰すと、さっそく、自邸に楊志を呼んで、「そちはいったい、どんな罪を犯して、平の軍卒などに貶されてきたのか」 と、事情を問いただした。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
……だがね、誰を輸送使として遣すか、その宰領の人選に、頭を悩ましておるんじゃよ」「それには、お心あたりがあるなんて、いつか仰っしゃっていたではございませんか。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
楊輸送使」「なんだ」「どうか、弁当でも解かせておくんなさい。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
また楊輸送使のおかぶが始まったぜ。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫