武者震い
むしゃぶるい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
trembling with excitement
文例 · 用例
が、誰も居ぬ留守に、一寸入らッしゃいよ、と手招ぎされて、驚破こそと思う拍子に、自然と体の震い出したのは、即ち武者震いだ。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
千載一遇の好機会、逸してなるものか、というような気になって、必死になって武者震いを喰止めて、何喰わぬ顔をして、呼ばれる儘に雪江さんの部屋の前へ行くと、屈んでいた雪江さんが、其時|勃然面を挙げた。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
伝吉は武者震いをするが早いか、いきなり浄観を袈裟がけに斬った。
— 芥川龍之介 『伝吉の敵打ち』 青空文庫
』 関が号令をかけると、一同は申し合わせたように武者震いした。
— 佐藤垢石 『『七面鳥』と『忘れ褌』』 青空文庫
」 しかし、警官がも一人彼の背中に飛びかかったとき、彼は猪のように武者震いして、二人の警官を拳固でなぐりつけた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
ぼろ服はスヴィドリガイロフに一べつを投げると、ぶるっと武者震いをし、どこか廊下のはずれで、隅っこの階段下に当たる陰気な狭い部屋へ、すぐに客を案内した。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
博士は今、この稀代の大悪人、絶好の敵手を見出して、武者震いを禁じ得ない体であった。
— 江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 青空文庫
四十面相と聞いて、警察の人たちは、むしゃぶるいをした。
— 江戸川乱歩 『怪奇四十面相』 青空文庫
作例 · 標準
試合前、選手たちは武者震いをしながら、グラウンドに足を踏み入れた。
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大勢の観客の前で演説する時、緊張と興奮で武者震いがした。
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初めての海外旅行を前に、期待で武者震いが止まらなかった。
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