優曇華
うどんげ
名詞
標準
udumbara (mythical Indian plant often identified with the cluster fig, Ficus glomerata)
文例 · 用例
あるいは、何かの因縁で、斯道なにがしの名人のこぼれ種、不思議に咲いた花ならば、われらのためには優曇華なれども、ちとそれは考え過ぎます。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
その替りの外題は「優曇華浮木亀山」の通しで、切に「本朝廿四孝」の十種香から狐火をつけた。
— 人形使い 『半七捕物帳』 青空文庫
僧都が、優曇華の花まち得たるここちして深山桜に目こそ移らね と言うと源氏は微笑しながら、「長い間にまれに一度咲くという花は御覧になることが困難でしょう。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
『優曇華物語』の喜多武清の挿画が読者受けがしないで人気が引立たなかった跡を豊国に頼んで『桜姫全伝』が評判になると、京伝は自分の作が評判されるのは全く挿絵のお庇だと卑下して、絵が主、作が従だと豊国を持上げ、豊国絵、京伝作と巻尾の署名順を顛倒さした。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
あれで小さくなつて行けば、それこそ優曇華の花が咲いたやうなものぢや……』などと呉葉に言つた。
— 田山花袋 『道綱の母』 青空文庫
山桑を優曇華の実と名づけたり先生いかに寂しかりけん 尾崎咢堂先生の軽井沢の莫哀山荘は夫妻が吟行の途次必ず立ち寄る処で、私も一度御伴をして行つて咢堂先生も加はつて席上の歌を作つたことがあつた。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
小野さんはおとなしくして事件の発展を、自ら開くべき優曇華の未来に待ち暮していた。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
わたくしはまた温室内の蒸した淡碧の光線に浸つて、優曇華とも見え、毒茸とも見える花の姿を賞でながら、女の嫉妬といふことを考へて見る。
— 蒲原有明 『仙人掌と花火の鑑賞』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
something very rare (from the legend that the udumbara flowers once in 3000 years)
作例 · 標準
例句
標準
Japanese fiber banana flower
作例 · 標準
例句
標準
green lacewing eggs
作例 · 標準
例句