謎語
めいご
名詞
標準
mysterious words
文例 · 用例
目をあげて心ともなく西の空をながむればかの遠き蒼空の一線は年若きわれらの心の秘密の謎語のごとく、これを望みてわが心怪しゅう躍りぬ。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
だがそうとすれば、一層以て不可解であり、奇怪千万な謎語である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
故に「韻文」という語を広義に解して、この意味での詩の特色、即ち「音律を本位とする文」とするならば、始めてこの言葉の中に自由詩も定律詩も包括され、もはやかの「無韻の韻文」と言う如き、意味の紛乱した謎語によって、自由詩を曲弁する必要もなくなるだろう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
この石像の不可思議が今日迄解決されないままに「謎語」の象徴として中学校の教科書にまで載せられている事は、あまりに知れ渡り過ぎている事実であります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
その「謎語」の「謎語」たる所以は、その姿が人面獣身であるところにあるという事も亦あまりに有名な事実であります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
スフィンクスの象徴している意味が、如何にスフィンクスられているかということは、「鼻の表現」に与えられた一つの謎語として……人類に与えられた永久に新しい、そうして永久に古い「謎語」として深い注意を払わない訳には参りませぬ。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
その中にただ一つ「謎語」と名付けられて残っている、世界最大最古の象徴的芸術品――「彼は彼自身である」という解釈より外に適当な解釈を下された事の無い「謎語」の像――その「謎語」たる彼自身の真面目を標榜しているべきスフィンクスの鼻の表現が、何故とも何事とも知らず欠け落ちている。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
「謎語」の二乗になっているという事は、「世界歴史が鼻の表現の歴史である。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
作例 · 標準
古い古文書には、現代人には解読不能な謎語が並んでいた。
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彼は時折、自分にしか分からないような謎語を呟く癖がある。
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預言者が残した謎語の意味を求めて、多くの学者が研究を続けている。
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