肘鉄
ひじてつ
名詞
標準
elbowing (someone)
文例 · 用例
入り代りに来た、頬の赤い、団子鼻の下女の寝床に、深夜私は蟹のやうに這つて忍び込んだが、他に男があるからと言つて、言ひ寄つた私に見事|肘鉄砲を喰はした。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
」ところが、相手に接吻しようとしてかかったノズドゥリョフは、手きびしい肘鉄砲を喰らって今にも床の上へつんのめりそうになった。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
波蘭人には体のいい肘鉄砲を喰はせておいて、さつそく婚礼の支度がととのへられた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
しかし今度は村長の手ごはい肘鉄砲を喰らつて、どんでんがへしに、その場へ投げ出された。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
尤も先方は君を恋しい恋しい兄さんと認めてくれたので、まず半分は成功した訳だが、御本尊の君自身が、あの美少女にズドンと肘鉄砲を喰わせた……自分の従妹とも許嫁とも、何とも認めなかったので、今度は手段をかえて、君をこの室に連れて来る様子だ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
すなわち絵巻物探索の唯一無上の手がかりとして、手を換え、品を変えて機嫌を取っていたT子から、抵抗不可能ともいうべき自分の急所に、思いもかけぬ肘鉄砲を一発ズドンと喰わされたのであった。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
どんな男でもあの肘の黒いトコを見たら肘鉄を喰わない中に失礼しちゃうわ」「断髪だってそうよ。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
男性絶対尊重の女たちにまで、肘鉄砲をもらっては、それこそもはや、何処の国へいっても顔向けの出来ない男性の汚辱を残す。
— 長谷川時雨 『モルガンお雪』 青空文庫
作例 · 標準
満員電車で、無理に割り込もうとする人に肘鉄で抵抗した。
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子供がおもちゃを取り合っていた時、思わず肘鉄をしてしまった。
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「ちょっと、何するのよ!」「ごめん!わざとじゃない、肘鉄みたいになっちゃった。」
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標準
rejection
作例 · 標準
彼は何度もアプローチしたが、彼女から肘鉄を食らうばかりだった。
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その革新的なアイデアは、保守的な経営陣から肘鉄を食らい、日の目を見なかった。
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「あのコンテストの一次審査で肘鉄を食らってしまったよ。」「残念だったね。でも、次があるさ。」
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