はにかみ屋
はにかみや
名詞
標準
bashful person
文例 · 用例
僕はその時から前より少しいい子になり、少しはにかみ屋でなくなったようです。
— 有島武郎 『一房の葡萄』 青空文庫
その賑やかな音の中に「ファニーのはにかみ屋め、いたずら千万なくせに」と言う父のひとり言がささやかれた。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
はにかみ屋のせいか、自尊心が強いのか、自分から女に話し掛けるようなことはなく、女ぎらいで通っていた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
気の弱いはにかみ屋ばかりだったら、こんな事にまでなりやしなかったんだ。
— 太宰治 『親という二字』 青空文庫
それとまた、幼女時代、はにかみ屋で、控へ目勝ちだつた私は、異常に無口であつたから、言葉によつて表現出来ない鬱屈した感情の吐け口を無意識にも、字に求めたらしいことが今の私の記憶に照し合せて判断される。
— 岡本かの子 『私の書に就ての追憶』 青空文庫
はにかみ屋であったが、一週間に五人ぐらい、同級の男の子が彼に撲られて泣いた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
始業式の日にもう泣いて帰ったから、お君は日頃の豹一のはにかみ屋を思い出し、この先が案じられると、訊けば、同級の男の子を三人も撲ったので教師に叱られた、ということだった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
で大音寺が徐ろに云ひ出すところを聞いて見ると、彼は「正義団」といふものの一員で、且又応援団の理事であつて、対一高戦が迫つた折から応援団員を物色中であるのだが、君は余程のフアンと見た、打ち見たところ稍はにかみ屋であるらしいが母校の為に団員に加はらないかと進めるのであつた。
— 牧野信一 『大音寺君!』 青空文庫
作例 · 標準
彼はとても真面目な人だけど、少しはにかみ屋なところがある。
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「あの子、かわいいね。ちょっとはにかみ屋みたい。」
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積極的な性格だと思っていたが、実はかなりの、はにかみ屋だった。
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