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すがた
名詞
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標準
文例 · 用例
近くは釜無山それに連なる甲斐の駒ヶ岳等いかにも深黒な威厳ある山である。
伊藤左千夫 白菊 青空文庫
同勢六人が繰出そうというには支度が易の事ではない、しかも女の児四人というのであるからなおさら大へんだ、午前中に支度をととのえ、早昼で出かけようというのである。
伊藤左千夫 浅草詣 青空文庫
いかにも先生のいわるる通で、この時分の先生の体は、人々各番に毎日看護に来るという有様であるから、以上のごとき複雑な問題に意見を述べるなどいうこと出来るはずがないのである。
伊藤左千夫 竹乃里人 青空文庫
かつその語法句法の工夫は一段の巧を加え文字の斡旋はよくいいがたき新意匠を最も易に言い得るに至れり。
伊藤左千夫 竹乃里人 青空文庫
明敏精察でそして沈着冷静という態度で、常に人に接するから逢う人は必ず畏敬の念を起すと同時に易に近づく事の出来ぬという趣があった。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
かくいう吾輩も、この人は師として交わるべき人で友として交わることは易に出来ぬ人であるなどと思うたことは幾度かあった。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
云うまでもなく、家庭問題は、学術上の問題ではない事実の問題であるから、実験に基づかぬ話は、何程才学ある人の云うことでも、易に価値を認めることの出来ないが普通である。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
学資に不自由なく身体の健全な学生程、世の中に羨しいものはなかった、本郷の第一高等学校の脇を通ると多くの生徒が盛に打毬をやって居る、其の愉快げな風がつくづく羨しくて暫く立って眺めた時の心持、何とも形の詞がない。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫