幻辞.com

竹べら

たけべら
名詞
1
標準
bamboo spatula
文例 · 用例
春吉君は、細心の注意をはらって、竹べらをぬらしては、茶わんのはらの凹凸をならしていった。
新美南吉 青空文庫
芝居で使う銀紙の竹べらで、ほんとうに腹を切る筈はないではないか。
岡本綺堂 勘平の死 青空文庫
後かたづけのすんだ種がその傍に小さい茶ぶ台をすえて、竹べらでせっせと内職のかん袋を貼っている。
矢田津世子 神楽坂 青空文庫
大きな台があって、其処に、がらがらした声のおっさん達が、竹べらにチョークで何やら記して伏せて置いたり、ひらいたりしている。
久坂葉子 灰色の記憶 青空文庫
生まれ変わる代わりに、竹べらで自分の顔の造作を造り変えようとする。
和辻哲郎 「自然」を深めよ 青空文庫
そこで、牛若丸は早速のりおし板と竹べらとを持って来て、一粒一粒、丁寧にご飯粒をねりはじめましたが、弁慶の方は、広い板の上に一ぺんに自分のご飯をあけ、その上に一本の大きな鉄の棒を横たえて、それを両手で力まかせにころがしはじめたのです。
下村湖人 青年の思索のために 青空文庫
――この首をひろわれて、屍を、焼け跡にさらすよりは) かれは、あり合う竹べらに、「諾」と一字だけ書いて、花押を加え、使いの手へ渡した。
第十一分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
料理人が、熱い鉄板の上で野菜を炒めながら、竹べらで手際よく混ぜていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite