已んぬる哉
やんぬるかな
表現
標準
I give up
文例 · 用例
……噫|已んぬる哉。
— 石川啄木 『葬列』 青空文庫
あーあ、やんぬるかな。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
」と王は声もかすれかすれに、「万事やんぬるかな。
— A SCANDAL IN BOHEMIA 『ボヘミアの醜聞』 青空文庫
気が、われに返ってから二人にきいてみると、『君に、先手を打たれるといけないと思って、夜なかに起きて食べた訳さ』『ひでえなあ』『悪く思ってくれるな』 ああ、やんぬるかなである。
— 佐藤垢石 『酒徒漂泊』 青空文庫
成信はやんぬるかなと思った。
— 山本周五郎 『泥棒と若殿』 青空文庫
僕は暑さと不愉快で、映畫には、岩波のK氏の解説が録音されると聞いてゐたことも忘れて、そのときは、さうか、やんぬるかなで歸つてきてたが、その七月十三日からは、パパと龍ちやんが、頭のなかにくすぶつてて困つてゐるのである。
— 芥川龍之介の囘想 『二つの繪』 青空文庫
そして、腹だたしげに、「やんぬるかな!
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
――やんぬるかな、水戸の内政は、正邪相|搏って、瓦崩玉砕するか。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
作例 · 標準
難解な古文書の解読は、もうやんぬるかな、と彼は匙を投げた。
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再三の説得にも応じない彼の頑固さに、ついにやんぬるかなと諦めた。
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これ以上は手の施しようがない。ああ、やんぬるかな。
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