余烈
よれつ
名詞
標準
ancestor's meritorious deeds
文例 · 用例
伏テ惟ミルニ陛下不世出ノ資ヲ以テ列聖ノ余烈ヲ紹ギ徳四海ニ溢レ威八紘ニ展ブ。
— 田中正造 『直訴状』 青空文庫
……血の道らしい年増の女中が、裾長にしょろしょろしつつ、トランプの顔を見て、目で嬌態をやって、眉をひそめながら肩でよれついたのと、入交って、門際へどっと駈出す。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
よれつもつれつ、我等三人は一疋づつその鯛を背負うて、島の背をなす山の尾根づたひの路を二里ばかりも歩いた。
— 島三題 『樹木とその葉』 青空文庫
そして口も利けなくなつた二人の老爺が、よれつもつれつして醉つてゐるのを見てゐると、樂しいとも悲しいとも知れぬ感じが身に湧いて、私はたび/\泣笑ひをしながら調子を合せてゐた。
— 青年僧と叡山の老爺 『樹木とその葉』 青空文庫
そして、口も利けなくなつた、兩個の爺さんがよれつもつれつして醉つてゐるのを見て、樂しいとも悲しいとも知れぬ感じが身に湧いて、私はたび/\涙を飮み込んだ。
— 若山牧水 『山寺』 青空文庫
そして口も利けなくなった二人の老爺が、よれつもつれつして酔っているのを見ていると、楽しいとも悲しいとも知れぬ感じが身に湧いて、私はたびたび泣笑いをしながら調子を合せていた。
— 若山牧水 『青年僧と叡山の老爺』 青空文庫
道の程、八丁ばかりのところを、よれつもつれつ走って行く人の形が、時とすると白蛇ののたって行くやと疑われます。
— 禹門三級の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
土手の蔭に、蛇がからみ合っているように、二つの人影が一つになって、よれつ、もつれているのを弁信はむろん見ることができません。
— 安房の国の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
祖父の余烈を汚さぬよう、彼は懸命に生きた。
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偉大な先人たちの余烈が、この地に今も息づいている。
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その国の発展には、建国者の余烈によるところが大きい。
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