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熱力

ねつりょく
名詞
1
標準
文例 · 用例
力学における力、質量等のごとき、熱力学における温度エントロピーのごときこれなり。
寺田寅彦 自然現象の予報 青空文庫
熱力学にエントロピーの観念の導入され、またエントロピーと公算との結合を見るに至りし消息もまたここに至って自ずから首肯さるべし。
寺田寅彦 自然現象の予報 青空文庫
はっはっは、どうだ、もっともそれはおれのように勢力|不滅の法則や熱力学第二則がわかるとあんまりおかしくもないがね、どうだ、ぼくの軍隊は規律がいいだろう。
宮沢賢治 月夜のでんしんばしら 青空文庫
はつはつは、どうだ、もつともそれはおれのやうに勢力不滅の法則や熱力学第二則がわかるとあんまりをかしくもないがね、どうだ、ぼくの軍隊は規律がいゝだらう。
宮沢賢治 月夜のでんしんばしら 青空文庫
温度の観念でも昔の触感によった時代から特殊物質の膨脹によった時代を経て今日の熱力学的の絶対温度に到着するまでの径路を通覧すれば、ある時代に夢想だもできぬような考えが将来に起こりうる事は明らかである。
寺田寅彦 物理学と感覚 青空文庫
これを試みに熱力学第二方則の最初の宣告と見るのも興味がありはしないか。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
これらはガス体の熱力学の一部の予言とも見られる。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
この難儀の問題の黒幕の背後に控えているものは、われわれのこの自然に起こる自然現象を支配する未知の統計的自然方則であって、それは――もしはなはだしい空想を許さるるならば――熱力学第二方則の統計的解釈に比較さるべき種類のものではあり得ないか。
寺田寅彦 量的と質的と統計的と 青空文庫