何という
なんという異読 なんとゆう
表現多音語
標準
how (beautiful, etc.)
文例 · 用例
しかしまた何という沁々とした人生だろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
何という題であったか忘れたが、自分が九歳の頃東海道を人力車で西下したときに、自分の乗っていた車の車夫が檜笠を冠っていて、その影が地上に印しながら走って行くのを椎茸のようだと感じたと見えてその車夫を椎茸と命名したという話を書いた。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
何というものかと聞くと、レモン油というものだと教えられた。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
今更らしく死んだ人を悲しむのでもなく妹の不幸を女々しく悔やむのでもないが、朝に晩に絶間のない煩いに追われて固く乾いた胸の中が今日の小春の日影に解けて流れるように、何という意味のない悲哀の影がゆるんだ平一の心の奥底に動くのであった。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
何という罪のない絵だろうとしばらく眺めていたが、名状の出来ぬ暗愁が胸にこみあげて来て、外套のかくしに入れたままの拳を握りしめて強く下唇をかんだ。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
それから、何という表題の書物であったか、若い僧侶が古い壁画か何かの裸体画を見て春の目覚めを感じるという場面を非常にリアルな表現をもって話して聞かせた事があった。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
何という寛濶な衣であろう、それをまた……おそらく、谷初まって以来であろう、燃えるような、紫の風呂敷に包ませて、出かける。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
この疑問はやがて天体の構造如何という事になるので、昔から幾多の天文学者の想像力を逞しうする種になっていた。
— 寺田寅彦 『天河と星の数』 青空文庫
作例 · 標準
「何という偶然でしょう!こんな異国の地で、小学校時代の同級生に会うなんて」
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「彼は何という身勝手な男だ。自分のことしか考えていないじゃないか」
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「何という悲しい結末なんだ。ヒロインが死んでしまうなんて予想もしていなかった」
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標準
nothing worth mentioning
作例 · 標準
「今日は何ということもない一日だったけれど、それが一番幸せなのかもしれない」
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「何ということもない会話の中で、ふとしたヒントをもらって問題が解決した」
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「あの選手は、あんなに難しい技を、何ということもない顔をして決めてみせた」
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標準
of what name
作例 · 標準
「この花は、何という名前ですか?」「これはアネモネといって、早春に咲く花ですよ」
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「君が言っているのは、何という映画のこと?タイトルを思い出せないんだ」
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「その箱の中には、一体何というものが入っているんだい?開けるのが怖いよ」
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