前足
まえあし異読 ぜんし・ぜんきゃく
名詞多音語頻度ランク #32746 · 青空 396 例
標準
forefoot
文例 · 用例
」 訊きながら私は、今日はいつもの仔猫がいないことや、その前足がどうやらその猫のものらしいことを、閃光のように了解した。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
これはミュルの前足よ」 彼女の答えは平然としていた。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
私は猫の前足を引っ張って来て、いつも独り笑いをしながら、その毛並を撫でてやる。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
彼が顔を洗う前足の横側には、毛脚の短い絨氈のような毛が密生していて、なるほど人間の化粧道具にもなりそうなのである。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
二本の前足を掴んで来て、柔らかいその蹠を、一つずつ私の眼蓋にあてがう。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
肩でぶッつかるようにして横腹へ体をあてた時、ようよう前足を上げたばかりまた四脚を突張り抜く。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
凄じく嘶いて前足を両方|中空へ翻したから、小さな親仁は仰向けに引くりかえった、ずどんどう、月夜に砂煙がぱっと立つ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
)という時たちまち犯すべからざる者になったから、私は口をつぐむと、婦人は、匙を投げて衣の塵を払うている馬の前足の下に小さな親仁を見向いて、(しょうがないねえ、)といいながら、かなぐるようにして、その細帯を解きかけた、片端が土へ引こうとするのを、掻取ってちょいと猶予う。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
作例 · 標準
犬は興奮すると、前足で地面を掻く癖がある。
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猫は獲物を捕らえる時、鋭い爪が付いた前足を使う。
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怪我をした動物は、前足をかばうようにして歩いていた。
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