剽盗
ひょうとう
名詞
標準
highwayman
文例 · 用例
まして敗軍の将士が他領を通過しようという時などは、恩も仇もある訳は無い無関係の将士に対して、民衆は剽盗的の行為に出ずることさえある。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
北方の山地に住む三十人の剽盗の話や、森の夜の怪物の話や、草原の若い牡牛の話などを。
— 中島敦 『狐憑』 青空文庫
彼の生死不明の噂は彼の養っていた畜群が剽盗どものために一匹残らずさらわれてしまったことの訛伝らしい。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
剽盗か、それとも追手か。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
一群の剽盗が馬車を取り巻いた。
— BALTHASAR ALDRAMIN. KURZE LEBENSGESCHICHTE AUS DEM ALTEN VENEDIG. 『復讐』 青空文庫
至る所に猛獣毒蛇|魑魅魍魎が横行|跋扈し、野武士邪教徒|剽盗の類が巣を構えて住んでいた。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
この時代の裾野と来ては、猛獣毒蛇|魑魅魍魎剽盗殺人鬼の住家だのに。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
同じ家中にいた頃は、身分の相違で圧迫され、同じ剽盗になってからも、技倆の違いで威圧された、その鬱憤を晴らすのが、何んとも云えず楽しいらしい。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
作例 · 標準
かつてこの街道には剽盗が出没し、旅人から金品を奪っていたという。
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幕末の混乱期、治安が悪化した街道では剽盗の被害が絶えなかった。
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剽盗の一団を捕らえるため、代官所は臨時の警備隊を編成した。
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