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千畳敷

せんじょうじき
名詞
1
標準
very spacious hall
文例 · 用例
電は些と気が無えがね、二見ヶ浦は千畳敷、浜の砂は金銀……だろう、そうだろそうだろ然うであろ。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
時に棟に通ずる件の階子を棟よりして入来る、岩代国麻耶郡猪苗代の城、千畳敷の主、亀姫の供頭、朱の盤坊、大山伏の扮装、頭に犀のごとき角一つあり、眼円かに面の色朱よりも赤く、手と脚、瓜に似て青し。
泉鏡花 天守物語 青空文庫
大熊山は三次郡の西方にある巌石の峨々と聳えた山で、五十丁ばかりも登った処に三|次若狭守の館の跡だと云う千畳敷と呼ぶ処があった。
田中貢太郎 魔王物語 青空文庫
平太郎はいよいよ千畳敷に来たから、妖怪が出るだろうと思いながら、其処を通り越してまた同じような石高路を登って往った。
田中貢太郎 魔王物語 青空文庫
千畳敷の平坦な処へおりたところでふと怪しいものと擦れ違った。
田中貢太郎 魔王物語 青空文庫
天守の千畳敷へ打込んだ、関東勢の大砲が炎を吐いて転がる中に、淀君をはじめ、夥多の美人の、練衣、紅の袴が寸断々々に、城と一所に滅ぶる景色が、目に見える。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
「巡査を罷めて故郷に帰り、久し振りに昔の面小手友達の奈良原を千代町の寓居に訪うてみると、落ちぶれたにも落ちぶれないにも四畳半といえば、四畳半、三方の壁の破れから先は天下の千畳敷に続いている。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
媾和進行中に塙団右衛門が蜂須賀隊を夜襲するなどの事があって、大いに気勢を挙げ、大阪方可なり強気であったが、家康天守閣、千畳敷などを砲撃して、秀頼母子を威嚇し、結局の媾和条件は、次ぎの通りであった。
菊池寛 大阪夏之陣 青空文庫
作例 · 標準
この歴史的建造物の大広間は、かつて数百人が集える千畳敷ほどの広さがあったそうだ。
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2
標準
large and flat bedrock terrain
作例 · 標準
早朝の千畳敷の高原は、まだ霧に包まれており、幻想的な光景だった。
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