爆破事件
ばくはじけん
名詞
標準
bombing incident
文例 · 用例
去年の九月十八日に怪しげな満鉄爆破事件をきっかけとして開始された日本帝国主義の侵略戦争は、常に「満州事件」或は「上海事変」などと一見局部的に感じられる呼名で報道されて来ている。
— ――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 『労働者農民の国家とブルジョア地主の国家』 青空文庫
しかし、じつは針目博士は、あの爆破事件のとき、粉砕したこの研究室と運命をともになすったように聞いていたのですから、もう博士はこの世に生きていらっしゃらないと思っていました。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
なにしろ、東京のまん中に原因不明の爆破事件が起るなんて、物騒なことですからね。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
「この爆破事件の容疑者は、すでにあなたの手に捕らえられているではありませんか。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
それは房枝を爆破事件の犯人として疑っているようにも聞える質問だったから。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
ミマツ曲馬団の爆破事件以来、大活動をしている田所検事の最大の興味は、実にその点にあったのである。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
つきとめた航空船爆破の原因 この研究のさなかに、第二回の航空船の爆破事件が起きた。
— 中谷宇吉郎 『写真と暮した三十年』 青空文庫
その爆破事件も狙撃一派の仕業ということになって――というより彼らがそうした余罪全部をひっかぶって、そして俺たちに沈黙を命じて死んで行った。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫