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離れ座敷

はなれざしき
名詞
1
標準
room detached from main house
文例 · 用例
親の苦労も知らねえで」S=旅籠「泉屋」の離れ座敷 賭場が開かれて、 「丁だ。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
……あれァ都田村の吉兵衛親分じゃねえか」 「そうじゃねえんだ、吉兵衛親分と将棋をさしてる男よ」 「このあたりじゃ、見かけぬ顔だが……誰でえ」S=二階の一室 離れ座敷と庭を隔てた二階の座敷。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
こんな離れ座敷で、ひとりで酔ってるのは、つまりませんからね。
太宰治 八十八夜 青空文庫
それでもなおお爺さんが、苦り切って居るので、「まあ、御めん遊せや」と婆やは頭を一つぺったり下げて、逃げる様にかやの手を引いて、かやと二人の寝所に宛ててある離れ座敷の六畳に続く廊下の方へ出て仕舞った。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
四 かやと婆やの寝所になって居る離れ座敷は、艶の宜い細骨の障子に囲まれて、低い床に、古くはあるが目の積んだ品の宜い畳が落付きよく敷かれてある。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
つい今しがた牡丹亭とかいふ、廣庭の枯草に霜を敷いた、人氣のない離れ座敷で。
泉鏡太郎 火の用心の事 青空文庫
帰って机にむかえば、下の離れ座敷でまたもや義太夫が始まった。
岡本綺堂 秋の修善寺 青空文庫
」 二階の部屋々々は、時ならず商人衆の出入りがあるからと、望むところの下座敷、おも屋から、土間を長々と板を渡って離れ座敷のような十畳へ導かれたのであった。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
作例 · 標準
茶道の稽古は、いつも母屋から少し離れた離れ座敷で行われる。
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この屋敷には、客をもてなすための立派な離れ座敷がある。
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離れ座敷から聞こえる三味線の音色が、風情を醸し出している。
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