偽学
ぎがく
名詞
標準
false science
文例 · 用例
彼は偽学偽弁に長じたるパリサイ人を罵れり、彼は罪に充ち汚れに満てるサマリヤの女を救ひに入らしめたり、彼は生命を人間に備へたり、彼は死を人間より絶たんとせり、凡そ斯の如きことは極めて平々坦々たるが如しと雖、其実は無量の深味あるなり。
— 北村透谷 『実行的道徳』 青空文庫
更にその七分の男の半数は何割偽学生があったのか。
— 宮本百合子 『「健やかさ」とは』 青空文庫
工場の若い男たちがどっさり偽学生の装をしている。
— 宮本百合子 『若い娘の倫理』 青空文庫
かれは人の眼をくらます偽学者で、自分の家のなかで自分の妻とその恋がたきとを殺して逃走したために、約一年間もロンドン市中を騒がしたのであった。
— 貸家 『世界怪談名作集』 青空文庫
最後に、喜田は歴史を喰い物にして、それを押売りする不徳漢だとか、喜田は歴史研究の結果を枉げて、しいて融和の援兵に使っている、偽学者だとかいう非難があります。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
」 すぎがくらやみから不意に出て來てたづねた。
— 林芙美子 『うき草』 青空文庫
ここにまた、一つのふしぎがくわわりました。
— 江戸川乱歩 『透明怪人』 青空文庫