幻辞.com

破牢

はろう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
breaking out of prison
文例 · 用例
窓はほんの光線取りにして、鉄の棒を廻らし如何なる剛力の者来ればとて、破牢など思いも寄らぬ体、いと堅牢なり。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
まさかに唐天竺までもおっ走ったんじゃあるめえよ」 証跡を残さずに破牢したという事実も奇怪でしたが、それ以上に江戸八丁堀の一員として、こしゃくなまねをされたことが、ぐっと右門の癇にこたえたものでしたから、時機はよし、もうこうなるからには御意もよし、さっそうとしてその場に出動いたしました。
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
破牢当時の状態と、その罪状履歴をまずもって洗うことが第一のなすべき順序でしたから、さっそくにその夜当直だった牢番の者三人について、証跡収集に取りかかろうといたしました。
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
「ゆうべの破牢罪人は何番牢じゃ」「あっ!
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
どやつか牢番に鼻薬をかがして、清め塩を盛らしたんだろうよ」「じゃ、破牢罪人の野郎め、そのすきになんか細工をしやがったんですね」「穴も掘らず、壁も破らずに破牢したっていや、牢役人どもとぐるでのことか、でなきゃ死骸を運び出すときに細工したとしか、にらみようがねえじゃねえか。
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
聞いてみりゃ、足腰も立たねえほどな半病人だったというから、なおさらこいつは腕ずくの破牢じゃねえよ」「ちげえねえ!
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
するてえと――」「破牢罪人から酒手をもらって、ふたり分へえれる寝棺を、ゆうべあそこへかつぎ込んだといったろ」「ええ、そう、そうなんですが、だんなはどこでお調べなすったんですかい」「ご官医の玄庵先生だよ。
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
幸運なことには、破牢事件の騒ぎのために、まだだれもご検視にすらついていないことがわかりましたものでしたから、道灌山裏としるされてあったその居どころをたよりに、右門主従は一路駕籠を飛ばしました。
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
映画で描かれた脱獄囚は、見事な計画で破牢に成功した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
厳重な警備をかいくぐり、凶悪犯が破牢したというニュースに世間は騒然となった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
囚人たちは、長年の計画の末、ついに破牢を敢行した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite