愛想よく
あいそよく
表現副詞動詞-サ変
標準
engagingly
文例 · 用例
こういう事に馴れ切っているらしい監督はきわめて愛想よく事件を処理した。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
隣り同士でもあり、殊に庄太の商売を知っているので、お作親子はふだんから愛想よく彼に附き合って、いろいろの物をくれたりした。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
「君……僕の部屋はドコだったけね」 女は両腕に抱えた十余枚の洗い立ての浴衣の向うから愛想よく一礼した。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
』と、女房は愛想よく云つて、わたしの火鉢に炭を継いでくれたりした。
— 岡本綺堂 『赤い杭』 青空文庫
半七は愛想よく迎えられて再び二階の小座敷へ通されると、甚右衛門もあとから上がって来た。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
信吉はこんな場合、神経質に気を使って愛想よくするか、むっとしているかの、どちらかだったが、薄井の自信たっぷりの容貌は、信吉に、後者の方を選ばせてしまった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
睫毛の長い、大きな眼を愛想よくクルクルさせながら、何か二言三言早口に言って、昂作の垢だらけの手に五十銭銀貨を一つ握らせると、チョットあどけなくお辞儀をした。
— 夢野久作 『童貞』 青空文庫
僕は君にとても会いたかった」 女は突然愛想よく云われたのでそれをかえって皮肉にとった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
作例 · 標準
店員は、どんな客にも「愛想よく」対応するよう心がけている。
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彼は初めて会う人にも「愛想よく」話しかけ、すぐに打ち解けた。
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新入社員は、職場の先輩たちに「愛想よく」挨拶をして回った。
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その犬は、通りかかる人に「愛想よく」しっぽを振っていた。
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