考えなし
かんがえなし
名詞-の形容詞名詞
標準
unthinking
文例 · 用例
「うらが始めからやらん云うのに、お前が何んにも考えなしにやりかけるせに、こんなことになるんじゃ。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
また、わたしたちは、ごうまんな気持から、考えなしにまきちらしたものを見て、おどろきます。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『アンネ・リスベット』 青空文庫
でも、前川の世話だと致しましたら、あの人も考えなしですわ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
「ひょいと考えなしに荷物船に乗っかって、三年余り突っ走っちゃったもんでね、おいらぐっすり休みてえんでさあ。
— コナンドイル 『グロリア・スコット号』 青空文庫
「お上では、乱心者としてもっと寛大な処置を取ろうとなさいましたが、内匠頭は、乱心でない、上野は後の人のために生かしておけんなどと、いろいろ理屈をいったそうで、とうとう切腹に……」「あの意地張りの気短め、どこまで考えなしか分かりゃしない。
— 菊池寛 『吉良上野の立場』 青空文庫
記者は別に深い考えなしに、只一寸した好奇心に駆られて、その四十恰好の番頭にきいて見た。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
どうも今時の人は、ヤレ流行ソレ流行と、着物の柄から髪形から、何も彼も流行となると我れ勝ちに追ッかけて、それが自分に適ろうがうつるまいが、そんなことは一切合財考えなしで随分|可笑しな不調和な扮装をしている人が沢山あるようです。
— 上村松園 『好きな髷のことなど』 青空文庫
私もじつは前後の考えなしにここへ飛びこんだものの、明朝になればさっそく払いに困らねばならぬ。
— 小栗風葉 『世間師』 青空文庫
作例 · 標準
あんな考えなしな発言を人前でするなんて、後で後悔しても知らないよ。
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「いつも考えなしに行動するから、そうやってトラブルに巻き込まれるんだ」
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全財産をよく分からない投資につぎ込むなんて、考えなしにもほどがある。
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彼の考えなしな振る舞いのせいで、プロジェクト全体に大きな穴が空いてしまった。
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