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撤囘

撤囘
名詞
1
標準
文例 · 用例
僕はそれを恥ぢ自ら潔よく撤囘して好いのである。
萩原朔太郎 室生犀星君の飛躍 青空文庫
否、動物的といふ言語は撤囘しよう。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
義雄は七八年來、學校、宴會、旅行などにも、洋服といふものを嫌つて、一切着なかつたのだが、樺太にゐるとすれば、どうしても、馬と洋服とは避けられないと思つたこともあるので、今囘も、その嫌ひを撤囘したわけだ。
斷橋 泡鳴五部作 青空文庫
故能就其深」の名句を陳ねたから、始皇は之に動かされ、已に歸國の途中に在つた李斯を召還して、逐客の令を撤囘したことがある。
桑原隲藏 秦始皇帝 青空文庫
精神病者と定まつては、上述の私の意見も勿論撤囘せなければならぬが、さるとても、些細の事故に激怒して兩親すら殺害する如き危險人物をその儘に放免して、全くその自由に任かせては如何にして社會の安全を保障出來ることか。
桑原隲藏 支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道 青空文庫
もしも著者が、社会の改善の途上に横たわる主たる困難と考えるところのものに、より有能な人々の注意を惹くことが出来、その結果として、この困難が、たとえ理論上だけでも、除去されたことを見得たならば、著者は喜んで現に懐いている意見を撤囘し、そしてその誤謬を知って歓喜するであろう。
AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 人口論 青空文庫
しかし労働の場合には、貨物を撤囘する作用はもっとおそくもっと苦痛が多い。
AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 人口論 青空文庫
市參事會員の行動斯くの如く、市會の形勢亦飜雲覆雨して、氏に求むるに市有案の撤囘を以てしたるに至ては、是れ氏に向て詰腹を切らしめむとするに均し。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫